「口を開けたときに音がする」「あごが痛い」「口が思うように開かない」などの症状が出た場合、それは顎関節症かもしれません。顎関節症はお口やあごの異常だけでなく、肩こりなど全身の症状を引き起こす可能性がありますので、お早めに歯科医院を受診されることをおすすめいたします。
顎関節症の原因は複数ありますが、その一つとして「噛み合わせのズレ」が考えられます。そのため、顎関節症の治療と噛み合わせを整えることは、切っても切れない関係なのです。
当院の院長は、噛み合わせ分野の世界的権威である丸山剛郎名誉教授のもとで学び、噛み合わせや顎関節症の治療に20年以上(※)にわたって取り組んでまいりました。そこで学んだ知識や技術が、現在当院の患者さまの治療に活かされております。
あごの調子が悪い、顎関節症かもしれない、と不安をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※2019年現在
顎関節症の原因は多くの場合ひとつではなく、噛み合わせや歯ぎしり、頬杖をつく、片側ばかりで噛むなどのクセなど、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることがよくあるものです。
患者さまそれぞれの顎関節症がどのような原因から起きているのかを突き止めるため、当院では症状やお悩みをお聞きしたり、日常のクセを確認したりしています。さらに噛み合わせの検査を行い、あごの状態を診断して、結果に応じて以下のような治療を行います。
顎関節症の原因のひとつである歯ぎしりをしてしまう方には、睡眠時に「スプリント」というマウスピースのような装置をつけていただきます。このスプリントは、無意識に行っている歯ぎしりで生じる歯やあごの負担を減らすことが可能です。最初の段階では1〜2週間に一度、お口の状態をチェックしスプリントの調整を行っていきます。そして何回かの調整を経た後、顎関節の状態を見ながら1〜3か月の間隔をあけ、経過観察とスプリントの再調整を実施します。
マニュピレーション療法は、お口の中からあごを徐々に動かし、あごを正しい位置へ誘導する治療方法です。
姿勢が悪いと頭の位置がずれ、それにともない噛み合わせもずれてしまう危険性があります。噛み合わせのズレは顎関節症を引き起こす原因になりますので、当院では姿勢が崩れるような悪い習慣が日常生活の中にないか、患者さまに聞き取りやチェックを行い、バランスのとれた本来の正しい姿勢へと整えるためのアドバイスをご提供しております。患者さまご自身が改善を実感していただけるよう、治療前と治療後に写真を撮影し、さらに経過もしっかり記録いたします。
当院は顎関節症の原因を丁寧に追求し、疑わしい要因にしっかりアプローチする治療で症状改善を目指します。顎関節症と思われる症状でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。
お口を大きく開けた際にあごが外れてしまうと、口を閉じることができなくなる場合があります。いわゆる「あごが外れる」というこの症状は、医学的には「顎関節脱臼(がくかんせつだっきゅう)」と呼ばれます。
当院は、この顎関節脱臼にも対応が可能です。あごを元に戻し、お口を閉じられるように治療いたします。顎関節脱臼はクセになると、ちょっとしたきっかけであごがよく外れるようになってしまいます。そうなると、手術も含めた治療が必要になる可能性が出てきますので、もしご自身で元に戻すことができたとしても、自己判断せず、お早めに歯科医院へご来院ください。
器具やレントゲンで、あごの関節の状態や噛み合わせを検査します。
検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。
治療の効果が出ているかを評価します。必要に応じて治療計画を変更します。
STEP3~4を繰り返し、症状が改善したら終了です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~19:30
△:14:30~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日