香芝市五位堂で小児歯科が得意な歯医者

〒639-0223 奈良県香芝市真美ケ丘5-3-25 三和ビル1階
近鉄大阪線「五位堂」駅よりバス3分、徒歩15分

診療時間
9:00~13:00 × ×
14:30~19:30 × ×

△:14:30~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日

お電話でのご予約・お問い合わせはこちらへ

0745-79-8249

当院の虫歯治療

痛みの少ない、丁寧な治療を行います

歯医者というと、「痛い」というイメージをお持ちの方が少なくないかもしれません。そして同時に「痛いのは嫌だから歯医者はちょっと…」と受診をためらっている方もいらっしゃることでしょう。

当院はそのような方にもご安心いただけるよう、なるべく痛みを感じさせない、痛みの少ない治療をご提供しています。

たとえば、治療中の痛みを少なくするのに有効な手段のひとつは麻酔です。しかしこの麻酔注射自体に痛みをともなうことが多くあります。当院はこの麻酔注射での痛み軽減を目指し、さまざまな工夫を行っています。

表面麻酔

注射を行う前に、歯ぐきに塗るタイプの表面麻酔を施します。あらかじめ麻酔がかかっている状態になりますので、注射針が刺さる痛みを減らすことが可能です。

電動式注射器

電動式注射器

電動式注射器は、コンピューター制御で麻酔液の注入速度をコントロールできます。注射のスピードを一定に保つことで、体内に薬液が注入される際の刺激や痛みを軽減。また、注射針は細ければ細いほど痛みを感じにくくなりますので、極細の針を使用しています。

注射のテクニック

注射の技術的な面に関しても、注射の針を刺す位置や注射のスピード、回数、処置時間などに配慮し、少しでも痛みを減らせる選択を常にしています。

さらに痛みを軽減するための工夫

麻酔の処置に使う機器や技術的なこだわりのほか、当院では麻酔液そのものの管理にも気を配っています。麻酔液と体温の温度差によって生じる刺激や違和感を軽減させるため、適切な温度管理の上で麻酔液を使用します。

また、麻酔だけではなく、もちろん治療中の痛みにも配慮しています。たとえば歯を削る際、麻酔の必要がないくらい小さな虫歯でも、特に神経の近くを削る場合は痛みが出やすいものです。そこで当院では、歯を削る際に使用する「バー」という器具には、先端が丸いものを使用し、なるべく神経に刺激を与えないように削ります。バーは先端がとがっている方が早く削れますが、患者さまに痛みを与えないことを優先し、丸いバーで丁寧に、慎重に歯を削っています。

当院ではこのように、少しでも痛みの少ない治療をご提供できるよう取り組んでいます。患者さまからいただく、「痛くなかった」とのお声がスタッフ一同の励みです。痛みが苦手で歯科の受診をためらっている方も、ぜひお気軽にご相談ください。

なるべく削らず、歯を長持ちさせる虫歯治療

虫歯の治療では歯を削ることがあります。しかし、歯は削れば削るほどもろく弱くなり、虫歯も再発しやすくなりますので、実はなるべく削らない方が望ましいのです。

そこで当院は、患者さま自身の歯を少しでも長持ちさせられるよう、「MI治療(ミニマルインターベンション)」に取り組んでいます。MI治療は虫歯に侵されていない健康な歯の組織をなるべく削らず、虫歯の部分だけを削る治療法です。

削り過ぎを防ぐための工夫

歯を削る前には、まず、どこが虫歯になっているかをきちんと把握しなければなりません。そこで「う蝕検知液」という、虫歯に侵された部分だけを識別できる薬剤を使用し、削るべき部分を明確化してから処置を行います。そして「拡大鏡」と呼ばれる歯科用のルーペを使用し、患部を大きく拡大して確認しつつ、歯を削る「バー」にはMI治療専用の極細のバーを使い、少しずつ丁寧に歯を削ります。

ダイアグノデント

ダイアグノデントはレーザーによって虫歯の部分を数値化・診断する装置です。肉眼では見えにくい部分にある虫歯も確認できる上、レーザーを当てるだけで検査が可能ですので、歯を傷つけずに適切な診断を行うことができます。

コンポジットレジン

虫歯を削った部分には、コンポジットレジンという歯科用のプラスチックを詰めて修復する治療を行います。コンポジットレジンは、型取りをせず直接お口の中で歯の形を形成しますので、健康な組織をあまり削らずに修復することができます。また、白い素材であるためにお口の中で目立ちにくく、金属アレルギーの心配もありません。

しみにくく再発しにくい、細部までのこだわり

虫歯が深く大きくなって神経の近くまで到達してしまうと、歯を削る量がどうしても増えてしまいます。

虫歯を削った後の詰め物にはコンポジットレジン(歯科用のプラスチック)を使用しますが、削った後の穴が大きくなれば、強度の観点から、より丈夫な金属やセラミックといった素材の詰め物を入れる必要が出てきます。

しかし、大きく削った部分、神経のすぐ近くに直接このような詰め物を詰めると、しみる・痛むなどの不快な症状が発生しやすくなります。この問題をクリアするために使われるのが神経の「保護材」です。保護材にはセメントを使用することが多いのですが、当院の場合はコンポジットレジンを保護材として使用しています。

実は、セメントを入れる方が処置としては簡単です。それでも当院でコンポジットレジンを保護材として使用しているのは、セメントに比べてコンポジットレジンは接着力や密封性が高く、神経をしっかり保護し、しみたり痛んだりすることをより防げるためです。また万が一、詰め物が外れてしまっても、しっかりと接着したコンポジットレジンが神経を守りますので、虫歯が再発しにくいというメリットもあります。

単純に「穴をふさぐ」「詰め物を入れる」ではなく、当院はこのような細かい部分にまでこだわって、しみにくく痛みにくい、そして再発しにくい虫歯治療に取り組んでいます。

専門家による虫歯や歯周病予防のための指導

虫歯は生活習慣病の一種です。つまり虫歯を防ぐためには、歯磨きや生活習慣を変える必要があるのです。そこで当院では、患者さまが再び虫歯にならないよう、治療後のメインテナンスにも力を入れています。

たとえば、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけし、虫歯予防に効果的な歯磨きの方法や生活習慣などについてアドバイスを差し上げる取り組みがそのひとつです。歯科医療業務に関する専門の国家資格を持った歯科衛生士が、患者さまのお口の健康をしっかりと守るために努力いたします。

虫歯になりやすい方へ

虫歯や歯周病になる原因は、歯の質や細菌の種類、その数など、一人ひとり違います。どのような原因で、どのくらい虫歯や歯周病になる可能性があるのか、それを探るために、当院は唾液による検査を行っております。

この検査で、唾液の中に含まれる細菌の数や種類を調べ、病気の原因やリスクを把握し、適切な予防ケアのご提案をいたします。検査料は1回あたり3,000円(税別)です。

虫歯や歯周病を予防することは、快適な毎日を手に入れることでもあります。きちんと予防できていれば、虫歯や歯周病の痛みや不快感、治療の痛みや恐怖を感じず、多くの治療費を支払う必要もありません。このようなメリットを患者さまに感じていただくため、当院はお口の健康維持に注力しています。お気軽にご来院ください。

虫歯治療の流れ

虫歯の検査

検査器具やレントゲンで、虫歯の進行度合いを調べます。

治療計画の説明

虫歯がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。

虫歯の部分を取り除く

虫歯の病巣を取り除きます。歯の神経まで虫歯が達している場合は、神経の治療も行います。

詰め物や被せ物を装着

虫歯の進行度合いや大きさに応じて、詰め物や被せ物を装着します。

再発予防

虫歯を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。